なんだかずっと慌しいのだが、ギターも弾いているし、機材も買っている(笑)。
最近、フルトーンのファズ、'69 pedalを買った。
その顛末は、ぼくの個人ブログ“Diary Of A Guitar Man”のほうをぜひ。
http://blog.livedoor.jp/littlewing1964/archives/50981031.html
ところで、最近改めて思うのは、エレキギターというのは、ギター+エフェクター+アンプでひとつの楽器なのだなあ、ということ。
いや、間のシールドだって忘れてはいけない。
シールドによって大幅に音は変わる。
だから実は、あのギターはいい音がするとか、あのエフェクターはいい、あのアンプはどうだ……なんて単体で語っても、まったく無意味なのだ。
すべての機材の相互作用によって音は決まるのだから。
フルトーンの'69 pedalは最高のファズだとぼくは思っているが、それは'69 pedalが最高というのではなく、'65年製ストラト+ベルデン8412シールド+Dr.Zアンプとの組み合わせによって、ぼくにとって最高に好みの音が生まれる、ということでしかない。
もっと言えば、ピックの硬さや材質によっても音は変わる。
それに、ピッキングの強弱や、ミュートの具合や、押弦の力加減……そう、結局は“上手さ”によって出音はまったく変わってくる。
そう考えると、機材のことを単体で語っても無意味だし、無意味どころか誤解を与えることさえある気がして、実は気が引けている面もある。
でも、何か買ったり、改造してもらったりするとうれしくて、つい書いちゃうんだよなあ(笑)。
書き方にはなるべく気をつけなきゃと思うし、エレキギターの音っていうのはそんなに単純ではないということを、すべての要素が関係し合って作られるものなんだということを、もっと伝えていかないといけないなあ、とも思うのだけれど……。
ああ、でもぼくも、Dr.Zというぼくにとって理想のアンプに出会えたから、こういうことを言えるようになったのかもしれない。
やっぱり音作りにおいては、アンプが何より大事なんだな……なんて話をしだすと、元の木阿弥になってしまうのでやめる(笑)。