故・ミック・テイラーのインタビューをお届けします。
このインタビューは2009年の来日時、ライブ直前に収録したもの。ギターとの出会いやストーンズでの日々などについて熱く語ってくれています。
しゃべる生ミック・テイラーというのも、かなりレアなのではないでしょうか。
じっくりお楽しみください。
interviewer : Shimpei Hosokawa
translated by : Sanae Toyoda
cordinated by : Mike Koshitani
インタビュー動画
ミック・テイラーのギターにも搭載されていた幻のロン・エリスのピックアップが遂に日本で買えます!ミック・テイラーのソロ・ディスコグラフィ
Rolling Stoneとしてのミック・テイラーのサウンドはアルバム「スティッキー・フィンガーズ」「メイン・ストリートのならず者」「山羊の頭のスープ」「イッツ・オンリー・ロックン・ロール」、ライブの「GET YER YA-YA’S OUT」などで聴くことができる。ストーンズ脱退後の主な作品は以下の通り。
1:MICK TAYLOR |
70年にリリースされたミックのファースト・ソロ・アルバム。当時流行のスワンプなものやフュージョンぽいものまで、幅広い音楽性を備えた1枚。リラックスしたギター・プレイはストーンズの重圧を逃れたからこそ?残念ながら現在は廃盤で入手は困難かも知れないが、今聴いても陳腐でない、大人のロック名盤である。 |
2:A Stones’throw |
99年に発売されたセカンド・アルバム。タイトルは何やら意味深だが、内容は上質のAORアルバム。ブルースを基調としつつ、Jazzyな雰囲気を感じさせる佳曲が並ぶ(キース・リチャーズとの共作曲も!)。アルバムに参加しているマックス・ミドルトンの寄与が大きいのかも知れない。日本盤にはボーナストラックとしてジミヘンのRed Houseが収録されている。 |
3:Little Red Rooster |
07年発表のMick Taylor Band名義のライブアルバム。タイトルからわかるとおりブルース・クラッシックばかりを集めた1枚だ。2001年ハンガリーでのライブの模様を収めたもので、ベースにはジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスのノエル・レディングがドラムにはステイタス・クオー(!)のジョン・コーランが参加している。 |
4:トゥー・ホット・フォー・スネークス・プラス |
このインタビュー時の来日記念盤としてリリースされたのがこのアルバム。テキサス出身のシンガー・ソングライター、カーラ・オルソンとの共演ライブのほか、彼女のソロ・アルバムでミックが参加した楽曲を集めたコンピレーションとなっている。 |