酒井泰三インタビュー 2014

INTERVEW

近藤等則&IMAで鮮烈な印象を世に与えたオール・ローズ・ストラトキャスターの名手、酒井泰三のインタビューをお届けします(一部再編集)。
酒井泰三は、このインタビューの前後に嶋田吉隆(dr) 佐野康夫(dr)今堀恒雄(dr) 太田恵資(vil) ナスノミツル(b)らと結成したNO-MADの活動を開始、2020年に亡くなったKONDO・IMA21のアルバムにも参加、現在はホッピー神山、本田珠也とともにBAkuRoSを結成、活動中です。ロックからジャズ、ファンク、民族音楽やノイズなど、ボーダーを超えたプレイを魅せる酒井泰三の凄さは、ぜひ生でご覧いただきたいです!

酒井泰三X(旧Twitter):https://twitter.com/tzguitar
酒井泰三facebook:https://www.facebook.com/GuitarGodTaizoSakai/?locale=ja_JP

インタビュー動画

使用機材の一部ご紹介(インタビュー時)

Fender 1968 All Rose Stratocaster (2004 by John English)

フェンダー・カスタムショップ製のストラトキャスター。
インタビュー時点ですでに10年近く引き込まれ、貫禄十分。
くりぬいたトップとバックを貼り合わせたチャンバード・ボディ。
特に改造は施されておらず、記憶では重量は4kgちょっと。
サウンドは本人も語るとおり、いわゆるストラトサウンドではないが、ミッドとトレブルが強い、パワフルな音がする。
2012年くらいに一度再発売されたが、こちらの初期バージョンは今や入手困難で、時折ショップに出るものは150万円を超える。

BEHRINGER GDI21 V-Tone ギターアンプモデラー

酒井泰三は歪みのペダルとして使っているが、これは実はアナログの(!)アンプモデラー/プリアンプ。バランス出力も装備している。
今やプロ・ギタリストがこぞって使うアンプモデラーを既にさらっと使っていたということ。
California,Birtish,Tweedのアンプ3種、その他ドライブやマイクセッティングなどのコンビネーションで27種類のサウンドを作ることができる。
同種(というより元ネタ)のペダルにはTech21のSANS AMPがあるが、こちらはBEHRINGERということでかなり安価に入手可能だった。残念ながら現在はディスコン。

BEHRINGER GDI21 V-Tone

ディスクガイド

space children / KONDO IMA21

近藤等則・IMAのラスト・アルバム。
ドラム:山木秀夫、キーボード:富樫春生ほか

LIVE AT SHOWBOAT 2012 / No-Mad

ギタリスト酒井泰三率いる濃密轟音生セクステットNO-MADのライヴ・アルバム。
圧倒的なパワーで迫るプレイの全貌を完全録音した怒涛の1枚。
会場:高円寺ショーボート

イート・ジャンク Eat Junk / 酒井泰三

今や絶版となった酒井泰三の初ソロ・アルバム。力漲る轟音ロックの名盤。