楽器フェア2009 Back Again!

REPORT&REVIEW

2009年に横浜で開催された楽器フェアのレポートをお届けします。
■日時:2009年11月5〜7日
■会場:パシフィコ横浜

現在は入手困難な楽器の数々、そして激レアなインタビューなど、どうぞお楽しみください。

DANELECTRO 59-DC (3021リイシュー) from 共和商会

今は無くなってしまった共和商会のブースから、この年リイシューされたDANELECTROのギターをご紹介します。ジミー・ペイジの使用で有名な3021のリイシュー・モデルで、この年(2009年)DANELECTRO 50周年記念モデルとして発表されたギターです。
DANELECTRO自体は今も販売されていて、このギターもSTOCK 59と名を変えていますが、若干細かい仕様が異なるようです。

DANELECTRO

日本限定レアモデル RICKENBACKER 360C63 from 新星堂

今回ご紹介するのは新星堂が60周年記念として、日本限定で60本オーダーしたレアなギター、360C63です。
新星堂は現在楽器事業から撤退し、リッケンバッカーは山野楽器の取扱となっています。
この360C63はヴィンテージの復刻をコンセプトに、細かい部分に独自の仕様を盛り込んだものです。
今ではかなり入手困難ですが、ヴィンテージ・ライクなルックスで、良いギターかと思います。

リッケンバッカー公式サイト

名品ハンドメイド・アンプ TONE KING Metropolitan from モリダイラ楽器

TONE KINGはルックス、サウンドともにヴィンテージ感を備えた米バルチモア製のハンドメイド・アンプ。
アッテネータを装備し、自宅でもサウンドを変えずに楽しめるという、今は増えてきたタイプのアンプの先駆けでもあります。
この時レポートしたMetropolitanは40Wの2chアンプで、残念ながら現在はディスコンです。
インポーターも現在はQuanta Internationalと言う会社になっています。
海外ではマーク・ノップラー等のアーティストが、国内でもDuranが愛用しているTone King、いなたいナイス・サウンドです。

Tone King公式サイトはこちら

材と音へのこだわり!Sago New Material Guitars

今や日本を代表するカスタム・オーダー・ギターの工房となったSago New Material Guitars。
材のこだわりは当時から凄くて、日本製の木材で音の良いものを探したり、最近増えているサーモ・ネックなどもずいぶん早く取り入れていました。ピックアップも自前で製作したものが多く、全てがSagoらしい音へとつながっていると思います。
もちろんルックスへのこだわりも半端ないことはこの動画を見ていただければ分かると思います。
しかも価格が比較的リーズナブルなので、自分だけのマイ・ギターが欲しい方はぜひ相談してみて欲しいです!

Sago New Material Guitars公式サイト

伝説のルシアー Nittono Guitars 入戸野徹インタビュー! from The Guitar Lounge

Nittono Guitarsといえば、ラリー・カールトン、ロベン・フォード、トム・ペティ、サンタナなどトップ・ギタリストも愛用するギターの作り手として超有名です。
この年の楽器フェアでは帰日し、ギター・ラウンジのブースにいらっしゃったところを直撃できました。
数多くのヴィンテージ・ギターをリペアしてきた経験から生み出されたギター製造哲学の一端を垣間見ることができました。
現在も入手困難なNittono Guitarsですが、ごく希に在庫もあるようです。オーダーも数年待ちとか。

Nittono Guitars WEBサイト

The Guitar Lounge WEBサイト

K&Tピックアップ搭載のBlackguardテレキャスター・モデル登場!from Crews Maniac Sound

この年Crews Maniac SoundからK&Tピックアップを載せたギターがずらりと登場しました。この動画ではBlackguard、それも’49Broadcasterタイプと’59Zosoモデルをご紹介します。材も1ピースアッシュというこだわり。今となっては入手困難ですが、そのサウンドの違いだけでも味わっていただきたく。

Crews Maniac Sound公式サイト

東京・渋谷の楽器店Hoochiesでは時折中古のモデルが出るようです。

ORANGEより小型ギター・アンプの名品Dual Terror登場。from モリダイラ楽器

今でこそたくさん小型ギター・アンプがありますが、ORANGEが出したTiny Terrorはその先駆けといえる1台でした。この年の楽器フェアではその2chバージョンが登場。その名もDual Terrorです。音はもちろんORANGEサウンド。今も結構人気と思います。息の長い良いアンプです。

現在は黒澤楽器店がインポーターとなっていますね。
ORANGE公式サイトはこちら!

究極のレスポール用レプリカパーツDMC from Guitar Traders

自分のレスポールをヴィンテージのルックスに変えられるレプリカ・パーツの究極がDead Mint Club (DMC)です。ヴィンテージ・ギター・ショップGuitar TradersがプロデュースしたDMCは形状、エイジド具合のみならず、パーツの素材や硬度にまでこだわった逸品です。
現在は販売終了となっており、まれに中古市場で見かける程度ですが、価格はうなぎ上りの状況です。

Guitar Traders公式サイトはこちら

MOOG E1 GUITAR なんとシンセのMOOGが作ったギター!今や入手不可能な激レアギターです。from モリダイラ楽器

2025年現在、ほとんど中古でも見当たらない本当に希少なギターとなりました。シンセサイザーのmoog(モーグ:昔はムーグと呼んでいましたが)が初めてリリースしたギターです。
ギター・シンセというわけではなく、簡単に言うとサステナーとmoog独特のフィルターを搭載したエレキ・ギターです。(のちにギター・シンセにMIDI接続できるE1Mも発売されました)
なぜかジョン・メイヤーが使っていたという話もありますが、約50万円という価格でもあり、市場に出た数は極めて少ないと思われます。個人的にはキング・クリムゾンの方々が使ったら面白そうだと思いました。

椎名林檎も愛用。ドイツのレトロ・ルックなギター、DUESENBERG。from HOSCO

ドイツのギターデザイナーが1986年に立ち上げたDUESENBERG。アールデコスタイルのレトロ・ルックなデザインで最近では結構な人気となっています。デザインの完成度を高めているのがオリジナルのハードウェアで、ペグ、ブリッジ、トレモロユニット、ピックガード、そしてピックアップなど全てがDUESENBERGオリジナルのパーツです。
この動画を収録した当時は20万円台というとてもコスパに優れたギターでしたが、最近はやっぱり値上がりしているようです。

DUESENBERG公式サイトはこちら