古のイベント・レポート、今度はさらに遡って2007年に開催された楽器フェアのレポートです！
一点もののギターやブティック・アンプ、果てはヴィンテージのバーストまで！
今や入手困難の楽器たちが満載です。どうぞお楽しみください！
■日時：2007年11/1〜11/4
■会場：パシフィコ横浜
コンテンツは順次追加されますので、時々チェックしてください。
- MOMOSE Toshi Hiketa シグネイチャー・モデル from Deviser
- Mas Hino スペシャル・モデル・ギターとMas Magic Tuning from デイズコーポレーション（ATELIER Z）
- モズライト55周年記念アンプFuzz RITE from フィルモア楽器
- Orange Squeezer 復活！by Dan Armstrong – ヒビキ・コーポレーション
- ロジャー・メイヤー＆ジョージ吾妻登場！ from 日本エレクトロ・ハーモニックス
- Bad Cat Panther 高級ブティック・アンプの雄 from シャスタ・トレーディング
- Fender Mexico ジョー・ストラマー テレキャスター from 山野楽器
- 1959 Gibson Les Paul Standard バースト降臨！ from NANCY
MOMOSE Toshi Hiketa シグネイチャー・モデル from Deviser
MOMOSEブランドより、Toshi Hiketa氏のシグネイチャーモデル登場！
Mas Hino スペシャル・モデル・ギターとMas Magic Tuning from デイズコーポレーション（ATELIER Z）
ニューヨークを拠点に現在もギター、ベース制作を行っている伝説のルシアー、Mas Hino氏。
2007年に一時帰国し、Atelier Zのもと、オリジナル・ブランドMas Hinoのギターを発表しました。
これはそのギターをMas Hinoさん自ら紹介する、かなり貴重なインタビューです。
当時のMas Hinoギターは中古市場で希に発掘できるようですが、かなりレアです。
現在のニューヨークの工房でもカスタム・オーダーを受け付けています。興味のある方は下記をご覧ください。
モズライト55周年記念アンプFuzz RITE from フィルモア楽器
権利を巡って色々あったモズライトですが、この時期はフィルモア楽器が製造していました。そしてこの年Mosrite55周年を記念し、発売されたのがFuzz RITEギター・アンプ。ヴェンチャーズ・ファンが待ち望んでいたあのファズ・サウンドを内蔵したギター・アンプで、限定55台で価格は35,000円。当然今やかなりの希少品です。
この動画には亡くなったフィルモア遊佐社長が出演、モズライト愛を語っています。
現在はフィルモア・モズライトとしてカスタム・オーダーのギターを製作販売しています。
Orange Squeezer 復活！by Dan Armstrong – ヒビキ・コーポレーション
70年代に一世を風靡したコンプレッサー、Orage Squeezer。ミュートロン製とか日本製とか、色々再発版がありますが、この年本家（？）ダン・アームストロング製のエフェクターがまとめて再発されました。もちろん今ではディスコンで、入手困難。このレポートではそのサウンドの魅力の一端をうかがえます。
ロジャー・メイヤー＆ジョージ吾妻登場！ from 日本エレクトロ・ハーモニックス
ジミ・ヘンドリックスの機材を製作したことで伝説となったイギリス人エンジニア、ロジャー・メイヤー氏が楽器フェアのために来日。ジョージ・吾妻氏と共にTARGIEに登場してくれました。RocketシリーズやVoodoo Vibeなど、数々のギアについて語る貴重なナマ声をどうぞ！
Bad Cat Panther 高級ブティック・アンプの雄 from シャスタ・トレーディング
この時期、さまざまなブティック・アンプが登場しましたが、中でもこのBad Catはあのマーク・サンプソンとジェームス・ヘイドリックが作ったハンド・ワイヤードの高級アンプで、比類なきサウンドで人気を博しました。
この動画では当時のインポーターさんが元々の社名を冠した6V6搭載の2chアンプ「パンサー」を紹介しています。
今や入手困難な初期Bad Catの魅力をお楽しみください。
ちなみに当時の社長ジェームス・ヘイドリック氏もちらりと登場！必見です。
Fender Mexico ジョー・ストラマー テレキャスター from 山野楽器
2024年にカスタム・ショップのマスター・ビルダーものとしても発売されたJOE STRUMMER TELECASTERですが、2007年に一番最初に作られたのが、このフェンダー・メキシコ製のテレキャスターです。
本人のものは66年製テレだそうで、このギターは当時のRoad Wornシリーズ60’s Telecasterをベースに作られました。
後に出たモデルに比べ、ステッカーなどが貼っておらず、シンプルな見た目です。
初年度ということで、現在ユーズドでもちょっとプレミアがついているようです。
この頃はお値段もお手頃だったんですけどね。
1959 Gibson Les Paul Standard バースト降臨！ from NANCY
ヴィンテージ・ギター・ショップの草分け、ナンシーの岸田邦雄さん、この年の楽器フェアになんと、バーストを出品してたんですね。タイムマシンがあったら…お金がないのは今も昔も変わらないですかね（笑）。
ちなみにシリアルは300番台だそうです。